周年記念誌一覧
1.創立20周年記念誌/北海道芦別高等学校

   昭和35年9月5日発行・全84ページ

 芦別高校創立20周年を記念して発刊された、初の記念誌。歴代校長、表彰者一覧、沿革史抄、卒業生座談会、回顧録などで構成されています。昭和30年代、本校は部活動が隆盛を極め、野球部が甲子園に出場したのをはじめラグビー部も全国出場、レスリング部からはオリンピック選手が生まれるなど、その名を全国に轟かせていました。陸上部、柔道部、女子バレー部は全道で上位入賞、また書道部も全国大会に出場し文部大臣賞を受賞しました。現在の芦別高校の部活動の基礎は、この時代にできたのです。
表紙
 
1・2ページ(見開き) 校舎全景写真が掲載されています。
目次
 野球部全道制覇・甲子園出場(見開き) 新聞記事と写真のコラージュになっています。
 部活動(見開き) 各部の活躍ぶりが紹介されています。

2.創立10周年記念誌/北海道芦別高等学校 定時制課程
  
昭和36年発刊・全12ページ
 芦別高校定時制課程創立10周年を記念して発刊された記念誌。当時の学校長からの言葉、旧職員や卒業生のコメント、および卒業生名簿で構成されています。
表紙
表紙の裏 校歌が載っています。
 
3.創立25周年記念誌「芦高 二十五年の歩み」/北海道芦別高等学校
  
昭和41年3月1日発刊・全106ページ
 創立25周年を記念して発刊された一冊。二十五年史、祝辞・回顧録のほか部活動の歩み、学校要覧(昭和41年当時)など他の号にはない資料的価値の高い内容で構成されている点が大きな特徴です。この当時の出来事としては、本校の工業科が分離独立し芦別工業高校(のちの芦別総合技術高校)が誕生したことや、水泳プール建設、グランドピアノ購入など施設・設備の増強があげられます。また当時のPTAの手により昭和38年度から43年度までの積立金を使って合宿所「芦高会館」がグランド横に建設されました。芦高会館は、少しずつ補修しながら現在も合宿所や生徒会活動の場所として頻繁に活用されています。
表紙
学校概要 間口数にご注目

昭和39年度の進学実績

道内国公立大学合格者数推移

 

4.創立30周年記念誌「三十年史」/北海道芦別高等学校
  
昭和46年9月19日発刊・全193ページ

 30周年を記念した本誌は、これまでの周年記念誌の集大成ともいえる大作です。全体が6編に分けられ、沿革史、卒業生の回顧録と座談会、生徒会、部活動、定時制、PTA、同窓会、学校概要、教育課程の変遷、名簿など当時の芦別高校の様子をすみずみまで網羅した内容となっています。資料的価値が大変高く、「芦高歴史探訪」のページはこの三十年史に掲載されている情報をベースに作成しています。
 
 
表紙

校舎増築状況


5.創立40周年記念誌「四十年史」/北海道芦別高等学校
  
昭和55年9月20日発刊・全200ページ

 40周年記念誌では、校舎改築についての特集が組まれています。昭和53年度より現在の校舎の建設工事が始まり、昭和55年1月(昭和54年度)に木造の旧校舎から鉄筋コンクリート製の現校舎に移転となりました。校舎改築期成会の結成など、貴重な記録が残されています。また、改築と時を同じくして閉課となった定時制課程の特集も組まれ、当時の雰囲気が感じられる内容となっています。本の装丁もこれまでの記念誌とは異なり、高級感があります。
 
  表紙                     裏表紙
  旧校舎と新校舎                   第1期工事
 

定時制の特集ページ~沿革や日常の様子など

 
6.創立50周年記念誌「五十年史」/北海道芦別高等学校
  
平成2年10月28日発刊・全189ページ
 平成2年度に創立50周年となり、50年間の集大成としての記念誌「五十年史」が発刊されました。節目の年の記念誌ということもあり、沿革史が大変詳しいのが特徴です。各年代ごとに座談会が5つ組まれ、それぞれの卒業生が往時の思い出を語っています。また、これまできちんとした形でまとめられていなかった定時制課程の年度ごとの行事記録や回顧録が、この号で初めて整理され掲載されました。次の六十年史はこの五十年史のスタイルを踏襲しており、本校の周年記念誌の標準的な形となっています。
表紙

   新旧校舎の比較                定時制回顧録

 
7.創立60周年記念誌「六十年史」/北海道芦別高等学校
  
平成12年10月28日発刊・全150ページ
 平成12年(2000年)に本校は創立60周年となりました。この年の主な動向は、屋外プールの解体・新築、サッカーグランド横(芦高会館前)にあった立ち木の撤去、じぞう町通りをはさんでラグビー場向かいにあった旧図書館(演劇部部室として使用)の解体、校舎1階の耐震対策工事(大規模改修)、校内LAN(芦高LAN)の職員室への導入などです。また、人口減と少子化の影響から、この年度の入学生が普通科5間口規模の最後となり、翌平成13年度入学生から1学級減の普通科4間口募集となりました。
表紙
 校舎                     校旗・校訓・校歌
 
8.創立70周年記念誌「七十年史」/北海道芦別高等学校
  
平成22年11月13日発刊・全142ページ
 六十年史のスタイルを踏襲し10年間を扱った最も新しい記念誌です。他校に例をみない毎年発刊の同窓会誌「芦窓」の寄稿文をメインとして掲載しています。各年度の学校祭をカラー写真で記録しています。10年間の卒業生名簿を載せ、昭和25年に制定された格調高き校歌に現代語訳を試みました。平成16年芦別総技高校と統合、情報ビジネス科1間口と普通科4間口(現3年生は3間口)の、市内で唯一の高校となりました。平成17年には産業振興棟・弓道場が新設されました。文化系・運動系で多くの全国大会出場を果たしています。
表紙

 校舎全景                      芦高史跡巡り